2013年3月9日土曜日

「愛」のある人

フェイスブック(FB)にも書いたのですが、
FBはあまり長く書くものでもないので、
ブログにはもう少し詳しくかいてみようと思います。
 
このブログの「今日の独り言」は自分が感じたことを
忘れないように書いているだけなので
ご意見等、色々あるかと思いますが
笑読していただく程度でお願いしますね。
 

今日は仕事の打ち合わせで、
久しぶりに「遣り手」の方にお会いしました。
 
 そういう人に会うと凄く刺激になるのと同時に
自分が目指しているところには
まだまだ到達できていないのだな~
と気を引き締めるきっかけになります(笑)
 
さて、その方にお会いしたのは実は三回目、
一回目は1分、挨拶程度
二回目は5分、ちょっとした会話
三回目は1時間半の打ち合わせ
 
良く、人の印象は最初の数十秒で決まるなんて
言われてますが、私は半分半分ですかねぇ。
 
だって人の印象なんてだんだん変わりますよ。
数十秒の後に知ることなんて山ほどあるし
意外な一面なんて良くあるじゃないですか。
 
でも一つ言えることは、良い印象を残す努力をしている人が
数十秒で相手に良い印象を残せているのだと思います。
 
なぜその方の強い印象が残っているかというと、
私がいつも気をつけていることを
スラスラっとやっているではありませんか!
 
ここからは私の持論なので正しいかどうかは別です(笑)。
 
私は最初の挨拶えを済ませたら
あまり人の真っ正面には立ちません。
 
「話をするときは人の目を見てはなしなさい!」
と良くと言われますが、正しいと思います。
でも全てがこの通りかと言えばど違ってる気がします・・・・
私、どちらかと言うとシャイなので。
 
もちろん挨拶を正面からしないと失礼ですが、
その後は別と言うのが私の持論です。
武道をやっているからでしょうかね、
正面に立つと、無意識に闘ってしまう気がします(笑)
どんな風に立つかはまた機会があれば書きたいと思います。
 
そして、今日お会いした方は決して偉ぶらず腰が低かった、
でも、ここもポイント!
 
私の知人で必要以上に腰が低く、大変謙虚な人がいます。
とてもいい人なのですが、こちらが申し訳ないと思うまで
謙虚になりすぎてもマイナスイメージです。
 
今日お会いした方の振る舞いは
最初の数秒間は腰が低く丁寧。
その後は胸を張って爽やかな雰囲気で対話をします。
最後に腰が低く、丁寧な挨拶で終わる。
 
緩急、メリハリがはっきりしていて
逆に印象に残りやすい、
しかかもマイナスイメージの言葉ではなく
プラスイメージの言葉でしめくくるのが良いと思います。
 
「ありがとうございます!」
「感謝ししてます!」
「お会いできてよかったです!」
 
 
 
基本的にビジネスの話なので、
何か目的があって話をするのですが、
このあたりの話の仕方もとても勉強になりました。
 
始めは熱くプロジェクトについて概要の説明をします。
これだけだと、「なんか一人でもりあがってるなぁ」
って思ってしまう人が殆どなのではないでしょうか。
とくに小さい単位で活動をしていると
こうなるパターンが多いように思います。
 
でも今回はそれとは違いました。
皆が「それってどうなの・・・」と思う絶妙のタイミング
事の真意を伝えてくるんです。
 
するとどうだろう、
まわりの人がいつの間にかいっちょやったろうか!
と同じ方向をむいているんです。
 
もちろん、そう思わせるための
バックボーンはあるはずです。
陰ながら努力をしてるんだと思います。

1.膨大なマーケティングリサーチをもとに発言している
2.でもそれを嵩に掛けず、さらっといってのける(これがカッコイイ)
3.基本笑顔が中心、笑顔と真顔のつかい分け...
が絶妙
4.意図的に話を脱線させているように見えるが、実は話が通っている
5.体全体で相手に伝えようとするが、実にスマートなジェスチャー
6.人からの意見を引き出すのが上手
7.その意見を決して否定をせず、上手に集約していく

 
 基本、トップの発言は強く
それに流されてしまう人が殆どですが、
威圧感を消して、上手に人から意見を聞き出し、
良い意見があれば自分の発想に肉付けしていく。
それも短時間で・・・
あと付け加えるとしたら
 みだしなみ、持ち物、ライフスタイルの話など
下手すると嫌みになりがちなのですが、
どれ一つをとってもスマートなんです。
つまり印象が良い。

威圧的にリーダーシップを取ることは実は簡単で、
本当に難しいのは相手に自分を好きになってもらって
リードする事だと思います。
 
嫌われるのは簡単だけど、
好かれるのって大変ですもんね。信頼も同じ。

同じ物をつくるにしても、
支配するものが恐怖信頼ほどの違いがあれば、
きっと似て非なるものになるのだろうと思います。

10人、100人、1000人、人の束ね方は千差万別、
どれが良い悪いはないですが、
いずれの手法であっても、
そこに「」があれば必ず人はついてくると思います。
しめくくると、今日「」のある人に出会えたことは
私にとってとても良い日でした。


 
 


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