2012年12月12日水曜日

外構土留め工事

DIYでお作りになった土留め
だいぶ崩れてきたとのことでご相談いただきました。
 
Ⅰ期工事:工事は北側道路境界の木製土留め、
Ⅱ期工事:西側隣地境界の石積みと駐車場工事
Ⅲ期工事:犬走り砕石工事
 
まずはⅠ期工事の年内に木製土留めを終わりにしないと
地面がカチカチに凍りついてしまいます。
 
12月なのでまだ凍みは許容範囲内です。
ここにきても降り始めました。
 

 
雪で見えなくなっていますが、
オーナーが綺麗に植栽をされた緑化帯になっています。
既存の木製土留めを外して、
境界沿いに植えられたツツジを移植していきます。
 

 
バックホウの爪も問題無く地面に食い込みました。
雪も作業には何も問題はありません。
 
 

サツキの移植をするために
殆どノリ面を切り崩すような感じになりました。
田植えのようにいきません。
 

土留めの材料はオーナーより支給された
南洋材の代表格、ジャラを使用しました。
とても堅く、重い材料です。
いつも使うバツーよりも堅い堅い・・・・
 
バックホウで杭を打ち込み、
境界沿いにジャラ材を打ち付けていきます。
杭も、その堅さはまるで鉄の棒を打ち込んでいる
みたいな感覚です。
 
材料を切る際には、マルノコ(電動丸形ノコギリ)から
煙が立ちのぼるほど堅いです。
マルノコが一台壊れてしまいました(笑)
 

冬期の凍み上がりを考慮して
地中に2枚ほど埋まる計算で施工しました。
普通の木材なら腐ってしまいますが、
ジャラであれば長期耐久性は期待できます。
 
 
 
埋め戻しも終わり、完成しました。
コンクリートの土留めよりも優しい感じで、
このあたりの雰囲気にはなじんでいます。
 

ジャラの角材を使って
階段も作りました。
これでグランドカバーが育てば
だいぶ綺麗になると思います。
 
年明けからⅡ期工事がはじまります。
3月までには全体が完成する予定です。
 

 



 
 

 
 


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