昔からちょっとだけ人と違うものが好きでした。
物語の主人公よりも
主人公を助ける存在が好き。
なんとなく忘れていた自分の性格を
思い出すきっかけになったのが「彼女」。
「彼女」なんて性別はないのだけれど、
ただなんとなく・・・
目に入った瞬間に浮かぶ情景は
まさにノスタルジー
昔ながらの割烹着に
手ぬぐいをかぶった「おっかさん」が
グツグツと煮えたぎる鍋のふたを開けて
フーフーッと火吹き竹を口に当てている姿・・・・
何十年も使われることも無く
ひっそりとそこにいる「彼女」が
住まう人たちを支えていたころを想像するのは
それ程難しいことではありませんでした。
私自身、釜を使う生活を体験したことはありません。
でも、こころがほっこりするような情景が
そこにはありました。
大黒柱や茅葺き屋根、囲炉裏や土間
古民家の象徴が沢山ある中、
なぜか「彼女」に目がとまったのは
やはり自分らしいのでした・・・・
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